国語のカリキュラム

学校で、特に中学校以降で国語という言葉を使う場合、それは現代文・古文・漢文から成る教科のことを指しますが、ここでは現代文についてのみ説明します。あらゆる学びにおける基礎が読解です。読解力がある学生は急成長の可能性が高い。読解力は論理的に読み解く力と正確な語彙を身に付けることで高めることができる。

どんな教科?

すべての基礎

全ての基礎です。何を学ぶにせよ、書いてあることが理解できなければ話になりません。逆に国語力が高ければ、一人きりでも効率よく学習し、圧倒的に速く実力を高めることができます。数学でも、英語でも短期間で急激に成績を伸ばすのは、現代文の力がある学生です。理社に関しても、覚えることを圧縮することで暗記の手間を減らすことができます。他科目への波及効果が非常に高いので、受験で直接的に必要ないとしても、現代文の訓練をしっかりと行っておくことは大切です。「現代文はセンス」という言葉も聞きますが、取り組み方次第できちんと伸ばすことが可能な教科です。

どう勉強する?

指示語構造読み要約語彙.

「基礎的な接続詞」→「同値・対立・因果関係に着目した文と文の関係性」→「文章全体の対立構造と論証構造」→「要約」の順に学んでゆきます。これを一定期間継続することで現代文を論理的に読み解く力を養成します。また同時に語彙に関しても対策が必要です。文章は文の集合体です。また文は単語からできています。したがって、文章全体を正確に読み込むには、単語そのものについての正確な知識も欠かせません。基本的な語彙に関しては漢検テキスト(中学生なら3級・高校生なら2級が目安)などで対策し、文章読解上特に重要なものは文章展開における意味合いや・用法・裏にある筆者の意図などに着目しながら読み込みを重ねることで、読解に強い語彙として身に付くよう指導します。

教材は?

学校教材・問題集・過去問・論理パズル・新書などの中から、本人にあったものを選択します。