高校生の指導プラン

良くも悪くも自分自身を客観的に見る力が育ってくる。自分に足りない所に気付き、良く変えていこうとする子も出てくる反面、諦めてしまう子も出てくる。失敗もたくさんする中で、主体性を取り戻すことが目標。

年代的特徴

客観的

永遠に続くかと思われた思春期も終わりを迎え、自分がどれほどのものか再認識を迫られる高校受験も経験し、自分というものがある程度客観的に見えてくる時期です。これがポジティブに働く場合もあれば、ネガティブな面が強く出てしまう場合もあります。無気力・いい加減・自己肯定感の欠如などなど。特に「人の性質・能力は生来のものであり、大きく変えることは不可能」「最低限のことをやれば怒られない」という考え方の子が、受験で納得のいかない結果になってしまった場合にその傾向が高くなります。

年代目標

主体性

自分の人生の主は自分であり、自分の人生は自分でいかようにも変えてゆけるということに気付かせる。つまり、主体性を引き出すことが高校生を指導する上で目標としていることです。その上で必要なのは、長期的に成し遂げるべき大きな目標を設定し、七転八倒しつつも七転び八起きの精神でなんとか成功するという経験を積み上げること。そして、その試行錯誤の中で、自分を見つめなおし、コントロールを試みること。自分を支配する術を獲得すること。しんどいことがあっても、自分は取り組んでいけるんだということを知っていれば、それはきっとこれからの人生の原動力になるでしょう。高校生というこの時期は中学に比べると、圧倒的に自由度が高まります。自分の幅を広げることもたくさん体験できるでしょう。自分を変えるきっかけは至るところに落ちていますよ。

青稲塾とならできること

セルフコントロール

目標に合った適切なセルフコントロール法を習得する手助けを行います。何を意識するかということは、目標達成に大きな影響を与えます。たとえば、勉強しないといけないのに、スマホなど、誘惑に駆られてなかなか進まない場合、「具体的な行動を意識したり、今やらないことによって生じるデメリットに目を向けること」が有効な手立ての一つだと考えられています。他にも、ケアレスミスをなくすなど正確さが求められる場合や、難問に取り組む場合、復習に取り組む場合など様々な状況がありますが、これらは全て効率的な目標達成にあたって意識すべきことが異なります。当然、これを指導しただけですぐにできるようにはなりませんが、当塾ではこのような考え方に基づき指導を繰り返すことで、自分のことをコントロールする手法を身につけていってもらいます。