3月やることリスト(難関大受験生英語編)

英こんにちは。月日が経つのはあっという間ですね。3月に突入したかと思えばいつの間にか10日も過ぎ去り・・・。残り20日もあっという間で、すぐに新年度に突入なんだろうなぁ。さて、いつもは対象を広く取った記事を書いていますが、今日は少し絞った記事を書こうかと思います。題して、「3月やることリスト(難関大受験生英語編)」です。主に来年2月に難関大学受験(だいたいMARCH上位から早慶まで)を予定している人に向けて、新年度突入前にやっておくべきことを書いておきます。※中学レベルの語彙・文法は完璧であること(聞かれた瞬間即答できること)を前提としています。

具体的にどんなテキストを使うのかを説明する前に、まず受験生がたどるべきオーソドックスな受験勉強の道筋を説明すると以下になります。非常にざっくりですが・・・。

  1. 単語・熟語・文法
  2. 解釈
  3. 読解
  4. 志望校対策
  5. +α

まず初めに単語・熟語・文法(基礎的なもの)を一気に詰め込む→それらを活かした英文の解釈方法を学び・慣れる→正確な解釈力を土台とし、文と文・段落間の関係性を掴む読み方を学ぶ→ある程度ものになった段階で、志望校対策に時間を費やす。10年分はスラスラ解けるようにやり込む→その後、自分に足りていないことを埋める。これまでの総復習、正誤問題や自由英作の対策などなど。こんな感じです。あと所々で過去問を解いて、自分に何が足りていないのか、チェックしておくといいですね。

さて、ここからが本題ですが、こんな感じで受験生がやらなければならないことってのは非常にたくさんあるわけです。「単語・熟語・文法だけ詰め込めばどうにかなるっしょ」とか思っていたそこのあなた、現実はそんなに甘くはありません。それができて初めてスタートラインです。あなたの読解力が人並み外れて素晴らしいなら読解のステップをショートカットすることくらいはできますが、それでもやることは山積みです。

ということで、せめて新学期突入前に「単語・熟語・文法」、最悪でも「単語・文法」だけは終わらせておかなければなりません。以下に、おすすめのテキストを紹介します。

単語帳はひとまずシステム英単語Basicを終わらせておきましょう。これは対応レベルがセンターくらいですが、しかし侮るなかれ。このレベルに穴を残すと後々大変なことに・・・。上位版のシステム英単語と一部重複あり。日頃からコツコツとボキャビルしてきて、システム英単語Basicはだいたいわかるレベルならシステム英単語にチャレンジしよう。英語学習の肝は音にあるので、別売りCDも手に入れましょう。マストです!まずは「ミニマルフレーズ」を完璧に覚えてから、各見出し語を覚えるという順序で行くと覚えやすいです。

次に文法です。現段階で行うべきは土曜日に差がつく英文法 (1)土曜日に差がつく英文法 (2)の二冊。これをとにかく完璧に。問題ごとに解答制限時間が設けてあるので、まずはそれを確実にクリアできるほどやり込み、その後別冊解答の日本語訳を参考に、瞬間英作文(和訳を見た瞬間に英作)に取り組もう。全体的な語彙レベルは中学レベルかそれに少し毛の生えた程度なので、文法の土台作りに専念できるところ、本当に基礎に的を絞っているところが良いテキストだね。説明が簡潔なのでわからないときはフォレストなどの学校で渡された分厚い文法辞書を引くといい。あと、時制に関しては他で(たとえばフォレストの暗唱例文を覚えるなど)やる必要があるかな・・・。

最後に、熟語。とりあえず合格英熟語300を完璧にしよう。だいたいセンター対応くらいかな。現段階で必須なのはこの300だけ。最終的には、1000レベルの熟語集(〜とか〜とか〜とかから一冊)も完璧にする必要があるけど。まあ、緊急避難ということで。

ざあっと取り留めなく書いてきましたが、付いてきてくれましたか?難関大を受けるべく1・2年のときからコツコツと取り組んできた子たちはそのままコツコツ進み続けて下さい。あなたが本気で取り組んできたなら、そしてそれを続けるならそのリードが覆ることはありません。そうでないあなた、今すぐ行動を起こさなければなりません。難関大狙いの中で考えたらすでに大きく水をあけられています。気合を入れ直し、一刻も早く取り組みましょう。時間は全員に等しく平等です。ガンバレ!受験生。