中学生の指導プラン
思春期に本格突入するが、これは将来の独り立ちへの準備であり、決して悪いことではない。見ようによっては子どもの能力を伸ばすチャンスでさえある。せっかく自分でやろうとしているのだから、周りの大人は本人の意志をなるべく尊重し、本当に困ったときのアドバイザーになるべし。
年代的特徴
中学生になると、思春期に本格的に突入する子が多くなります。自意識と現実との間で葛藤し、いろいろなことに敏感になり、素直に大人の言うこと(特に親の言うこと)に耳を傾けることができなくなることも・・・。しかし、これは将来の独り立ちへの準備でもあり、自分の人生を歩むために自分自身で考えてゆこうとしている結果でもあります。本人にとっても、周りにとっても一大事ではありますが、本来は成長の裏返しであり、歓迎すべきことなのです。
年代目標
自分のことはなるべく自分でできるようになること、つまり自己管理能力を向上させることが、この年代を指導する上でのひとつのテーマです。実際、思春期はそれに適した年代でもあります。この時期の子どもは、自分のことを自分で考えようとし、かつ実際にもそれができるよう脳や体が徐々に大人に近づいている最中にもあります。大切なのは個々人の考え方を尊重し、サポートすることです。多くの失敗を経験させ、失敗を成功に変える経験をたくさん積ませましょう。自分で考え、失敗し、工夫し、成功する。そうした流れの中でしか、自己管理能力を育むことはできません。大人の目で見て失敗がわかりきっているからといって、失敗の経験を奪ってはいけません。本人の判断がそうであるなら、それはその子にとって必要なことです。たくさん転ばせ、たくさん学ばせましょう。私たちはそのためのサポートを労を惜しまず行います。
青稲塾とならできること
各種スケジュールシートを利用し、自己管理能力が身に付くようサポートを行います。年間スケジュールシート・月間todo・週間スケジュールシートを使用して、大きな目標を今日すべきことへと振り分けるスケジューリング能力を高めること、そして適宜レビューを行い次へ活かすよう指導することにより、自己管理能力を高めてゆきます。
失敗を成功に変えるには、まずは失敗が必要です。もちろんわざと失敗する必要はありませんが、かと言って、出来ないことを理由に何もしないのでは何も変わりません。たしかに、自分の能力でできるかできないか瀬戸際の問題に取り組むのは楽しいことではありません。しかし、そうした問題にもしっかりと取り組む、失敗続きのときでも目をそらさずに取り組み続けることが出来た人間だけが最後まで残ります。継続していれば、失敗は絶対に成功に変わるのです。当塾では、失敗続きでも成功するまで続ける工夫、学習への動機付けも自分一人でもできるようになるよう指導を行ってゆきます。