未来を表す現在進行形とbe going toの違い[青稲塾そこ知り英文法016]

[016]現在進行形 v.s. be going to今日の「そこ知り英文法」は「未来を表す現在進行形とbe going toの違い」について。中学では、ing形に関する文法事項として進行形・動名詞・現在分詞形容詞用法について習います。よって、am/is/are ~ingを見たら、現在進行形か補語としての動名詞のどちらかでまず考えると思いますが、同じ形で未来を表すこともできるのです。今回は、この未来を表すbe ingとbe going toの使い分けについて取り扱います。なお、等記事を読むにあたり、willとbe going toの違い[青稲塾そこ知り英文法002]に先に目を通しておくと理解が深まるでしょう。ご一読を。キーワードは「arranged」と「decided」。
前回の記事はこちら↓「willとbe going toの違い」はこちらから↓「そこ知り英文法シリーズ」まとめ記事はこちらから↓

私、明日コンサートに行くんだ。

問題です。明日は好きなアイドルのコンサート。ちょっと遠いけど、新幹線も予約して、お気に入りの服も用意した。もちろんコンサートのチケットもゲット済み。準備万端!さて、この状況を前提に次の文を英訳するとなると、どのような表現が適切でしょうか?「私、明日コンサートに行くんだ。」

  • I'm going to the concert tomorrow.
  • I'm going to go to the concert tomorrow.

前者は現在進行形を、後者はbe going toを使用して未来のことを表しています。文法的に考えてより適切なのはどちらでしょうか?実は正解は前者、現在進行形の方なのです。解説は後ほど。それでは、次の問題に移ります。季節は夏。台風も近づいていて、天気は不安定。出掛けに見た天気予報は、午後から大雨だった。今はお昼休み。遠くの空にモクモクと黒い雲が・・・。さて、このタイミングで次の文を英訳すると正しいのはどちら?「すぐに雨になるだろう。」

  • It' s raining soon.
  • It' s going to rain soon.

今日のポイント

現在進行形を未来を表す用法で使用した場合、そのイメージを一語で表すとarrangedになります。対してbe going todecidedです。つまり、「何かをするぞと決心している」or「そうなるに決まっている(根拠ありの予測)」という気持ちを折り込みたければbe going toを、決心だけでなく、実際に事前の準備・調整を行っていることを強調したければ現在進行形を使用します。先ほどの英文を例に取ると、「(色々な準備を済ませた上で)明日はコンサートに行く。」というわけですから、その場合は以下のように現在進行形を使用します。

  • I'm going to the concert tomorrow.

対して、「(色々な根拠を前提に)すぐに雨になるだろう。」であれば、be going toを使用するわけです。天候の変化はそもそも誰かが準備して行なうことではないわけですしね。同様にして「きっとすぐに良くなるよ」などと言いたい場合も、現在進行形は使わず、be going toなどで表現します。

  • It' s going to rain soon.
  • You're going to get well soon.

なぜこのような違いが生じるのかに関してはそれぞれの根本に遡って考えてみると良いでしょう。現在単純形と現在進行形の違い[青稲塾そこ知り英文法009]で説明したようにing形の根っこのイメージは動的です。現在進行形はそこから派生して、"動作・行為の最中"であるということを表すことができるのですが、未来を表す用法も実はこの用法の延長線上にあります。

  • I'm meeting John tomorrow morning.

この表現から見えてくるのは、Iがmeet John tomorrow morningの最中にあるということです。実際に会うのは未来の話ですので、「未来の行動の最中にある」と考えると少しおかしな感じがしますが、何か具体的な行動を起こすときには、それを実現するにあたって電話したり、時間を決めたりと色々と準備・調整が必要ですよね?それらの準備も含めて大きくmeetと捉えれば、meet John tomorrow morningは半ば始まっていると考えられるわけです。心の中では、もうすでに行動に入っているわけです。このように、「必要な準備なども広くその行動の一部であると考え、さらにその渦中にある」と考えるときは現在進行形を使うほうが適切なわけです。

  • I'm going to meet John tomorrow morning.

対してbe going toのもとは、「ある行為を目的地として、goingな状態(goしている最中)にある」ということです。その動作自体は原形を使用しているので未確定な感じですが、その方向に移動中のイメージです。つまり「このまま行けば、いずれはそこに辿り着く(それをすることになる)」という感じです。だからこそ、「決まってはいる・確かっぽい」けど、まだ具体的な行動には移していないといった場合に使われるわけです。

本日のまとめ

  • be ingはarranged
  • be going toはdecided

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